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多面的機能支払交付金について

 農業・農村は、地域の保全、水源の涵養(かんよう)(地表の水が自然に地下へ染み込むこと)、自然環境の保全、良好な景観の形成などの多面的機能を有しており、その利益は、農家だけでなく広く地域全体として享受しています。しかし、近年では、農家の減少や高齢化により、農地や農業用水、ため池などの農村地域の資源を、農家だけで適切に保全・管理することが難しくなってきており、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。

 そのためこの事業は、農地の多面的機能の維持・発揮を図る地域の共同活動に対して支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進することにより、農業・農村の有する多面的機能が今後とも適切に維持されることを目的としています。

 この事業は、平成19年度から「農地・水・環境保全向上対策」として始まり、その後平成23年度からは「農地・水保全管理支払交付金」となり、平成26年度からは日本型直接支払制度の中の「多面的機能支払交付金」となりました。

 平成27年4月1日からは、「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」が施行され、法律に基づいた制度となりました。

 この法律に基づき、稲敷市においても「稲敷市農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画」を制定しました。

このページに関するお問い合わせは農政課 農政企画担当です。

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