近年稲敷市内において、イノシシの目撃情報、イノシシによる農作物の被害情報が多数寄せられております。イノシシを目撃等した場合は、事故を未然に防止するため、次の注意事項をお守りいただき、冷静な対応をお願いいたします。
稲敷市では鳥獣被害防止計画に基づき、目撃情報などをもとに猟友会と協力・連携し、イノシシの捕獲を行っています。
令和2年度は計52頭、令和3年度は計161頭のイノシシが捕獲されました。令和4年度は3月9日時点で計253頭捕獲されいます。
捕獲数推移 [PDF形式/198.12KB]
イノシシは本来、警戒心が強く臆病な性格です。そのため、人に出会っても襲い掛かってくることはほとんどありませんが、イノシシが興奮しているときや発情期、子のいる母イノシシ、至近距離で偶然人に出くわしたときなどは注意が必要です。
イノシシに出会ったら、静かにその場を離れるようにしましょう。急に走りだすとイノシシが興奮してしまいます。イノシシが興奮している場合、後ろを向くと襲ってくることがあるので、背中を見せずにゆっくりと後退し、静かに速やかにその場を立ち去りましょう。
イノシシに出会ったとき、大声を出したり、棒を振り上げたり、物を投げたりすると、イノシシが興奮して人を襲う可能性がありますので、イノシシを刺激しないでください。また、子どものイノシシを見かけても、近づいたり追いかけまわしたりしないでください。近くに母イノシシがいる可能性があります。
環境課では、イノシシの行動圏の確認のため、イノシシの目撃情報を受け付けています。(連絡を受けたイノシシを直接駆除するわけではありませんのでご了承ください)
を(可能な限りでかまいません)、稲敷市役所環境課までお電話にてご連絡ください。
イノシシに出会わないためには、人間の存在をイノシシに知らせることが大切です。
・鈴を付けるなど音で知らせましょう。ラジオなども有効です。
・夕方や夜間に外出する場合は、懐中電灯などの光で知らせましょう。
たとえ子どものイノシシであっても、エサは絶対に与えないでください。人間を怖がらなくなり、人が食べ物の供給源だと学習させることにつながります。
イノシシは人を襲うことはほとんどありませんが、子どもがおもしろがって石を投げたりする行為はイノシシを興奮させる大変危険な行為となります。お子様にはそのような行為をしないようにご指導をお願いいたします。
犬を連れていると猟犬と勘違いして襲ってくる場合がありますので、音・光などであらかじめイノシシを近づけないようにしましょう。
逆に犬がイノシシを襲わないよう、散歩中もリードを外さないでください。