稲敷市では、農業振興のための堆肥化推進、遊休農地を活用した資源作物の栽培、稲わら・もみ殻の有効活用、バイオディーゼル燃料化の4つの主要な取組をはじめとするバイオマス利活用を推進し、地域の活性化と本市の基幹産業である農業の振興を図るため、平成21年度に稲敷市バイオマスタウン構想を策定しました。
バイオマスとは?
バイオマスとは、生物資源(bio)の量(mass)を表す概念で、一般的には「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」をバイオマスと呼びます。バイオマスの種類には1.廃棄物系バイオマス、2.未利用バイオマス、そして3.資源作物(エネルギーや製品の製造を目的に栽培される植物)があります。廃棄物系バイオマスは、家畜排せつ物、食品廃棄物、建設発生木材、下水汚泥等があげられ、未利用バイオマスとしては、稲わら・麦わら・もみ殻等が、資源作物としては、さとうきびやトウモロコシなどがあげられます。
バイオマスから得られるエネルギーのことをバイオエネルギー、またはバイオマスエネルギーとも言います。バイオマスを燃焼することなどにより放出されるCO2は、生物の成長過程で光合成により大気中から吸収したCO2であり、化石資源由来のエネルギーや製品をバイオマスで代替することにより、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスのひとつであるCO2の排出削減に大きく貢献することができます。
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