(目的)

第1条　この告示は、認知症に関する正しい知識を持ち、地域の中で認知症の者及びその家族を支援する認知症サポーター等を養成することにより、認知症の者及びその家族が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる地域づくりを推進することを目的とする。

(事業)

第2条　市長は、認知症サポーター等養成事業実施要綱(平成18年7月12日付老計発第0712001号厚生労働省老健局計画課長通知)に基づく認知症サポーター養成事業として、次に掲げる事業を実施する。

(養成講座)

第3条　養成講座は、自治会、職場、学校等において、認知症の者及びその家族を支える意欲を持つ者を対象に、キャラバン・メイトを講師として認知症の基礎知識、認知症の者への対応等のカリキュラムにより実施するものとする。

(ステップアップ講座)

第4条　ステップアップ講座は、認知症サポーターの資質向上を行い、地域でボランティア等の活動ができる認知症サポーターを育成するために実施する。

(事務局)

第5条　事業を推進するため、稲敷市地域包括支援センターに稲敷市認知症サポーター等養成講座事務局(この条において「事務局」という。)を置く。

(その他)

第6条　この告示に定めるもののほか、この事業の実施に関し必要な事項は、市長が別に定める。