1. ホーム
  2. 庁舎建設基本構想(案)の答申

庁舎建設基本構想(案)の答申

庁舎建設基本構想(案)の答申

市では新庁舎建設のために、昨年10月から市民、市議会議員代表、学識経験者、市内関係団体などで構成される「稲敷市庁舎建設審議会」を設置し、様々なご意見をいただいてまいりました。このたび、当審議会から基本構想(案)が答申されましたので、お知らせします。
基本構想(案)の概要は次のとおりです。

新庁舎像

市民の行政への参画を推進し、市民・議会・行政がコミュニケーションを図れる場としての機能を持たせます。また、低コストで効率的な事務機能を確保し、人と環境にやさしく、わかりやすい庁舎とします。

整備方針

1.市民に開かれた庁舎
市のシンボルにふさわしく、まちづくりの中心として、また、市民が気軽に立ち寄り憩うことの出来る、市民に開かれた庁舎を目指します。

2.市民サービスの向上と柔軟性のある組織運営につながる施設
来庁する誰にもやさしく、分かりやすく利用しやすい親しみのある施設であるとともに、能率的・効率的に事務が遂行できる環境と将来の行政サービスの変化などに対して、組織の変更、職員の移動などにも柔軟に対応できる施設を目指します。

3.議会活動を推進する場
執行機関に対するチェック機関である市議会が、円滑にその活動が実施できるよう、審議・調査など議会運営がスムーズに行える機能を備え、本会議や委員会等を容易に傍聴できる市民に開かれた施設を目指します。

4.防災センターとしての機能を持った施設
大規模災害の発生時には災害対策本部としての機能が十分に発揮できる施設を目指します。

5.情報化に対応できる施設
情報化の進化に柔軟に対応可能な施設とする一方、個人情報の保護などセキュリティの面でも配慮された施設を目指します。

6.環境配慮型庁舎(グリーン庁舎)への対応
地球温暖化や環境破壊が問題となっている今日、計画、建築から運用、廃棄までのライフサイクルを通して、環境負荷を少なく環境保全対策の規範となる施設を目指します。

7.経済性・耐久性に配慮した施設づくりと維持管理の実践
経済性に配慮し、各分野において決して過剰な投資とならないよう長期間にわたり庁舎としての基本性能を維持していくことを前提とした、耐久性のある施設を目指します。

8.デザイン性やコンセプトについて
田園都市における景観への配慮や環境への配慮など、機能的な要素の追及により、すぐれたデザイン性や明確なコンセプトを構築することを目指します。

建設場所

庁舎の位置については、「公共用地」や「地理的中心・人口中心」などの条件から7か所を選定し、「まちづくり」、「利便性」、「防災拠点としての安全性」、「実現性と経済性」からなる評価基準を設定し、比較・検討を行いました。その結果、江戸崎西高等学校跡地が適格性を有するものとされました。

庁舎の規模

稲敷市合併時における総職員数は525人。新庁舎規模を人口減少など社会情勢を考慮し、平成27年の職員数に想定します。
総職員数424人(合併時より101人削減)となり、庁舎配置人員を312人。
のべ床面積を9,700m2、3階建て程度の低層の建物とします。
なお、これは現段階での概算数値であり、今後、基本計画では諸室の必要面積を検証し積み上げ、全体面積を算出します。

概算事業費の試算

新庁舎の事業費は、最近建築された他自治体の庁舎建築費用を平均すると、約43万円/m²になります。稲敷市では、40万円/m²とし、新庁舎・駐車場・外構を想定した結果、約46億円と推計されます。今後、経済性に配慮し、決して過剰な投資とならないよう事業費の縮減を目指します。

窓口について

行政サービスのエリアを想定し、支所などを市の東部に設けることにより、利便性を保持します。また、住民票の発行など、郵便局の活用やショッピングセンターへの設置も有効な手段と考えます。

新庁舎エリアと支所エリアの設定

【新庁舎エリア】 江戸崎地区、新利根地区、桜川地区西部
【支所エリア】 桜川地区・東地区

庁舎建設までの流れ

これらの内容の庁舎建設基本構想(案)を踏まえながら、これから次のように事業が進行していきます。

1.基本計画
  ↓
2.基本設計
  ↓
3.実施設計
  ↓
4.建設工事

庁舎建設基本構想(案)のダウンロード

庁舎建設基本構想(案)については、下記「関連ファイルダウンロード」よりご覧ください。

皆様からのご意見をお寄せください

庁舎建設基本構想(案)の全文はホームページのほか、秘書広聴課、各総合窓口課で2月25日(月)から閲覧できます。
基本構想(案)に対するご意見を3月21(金)までに、郵便、ファックス、Eメールなどでお寄せください。意見に対する個別の回答はいたしません。
ご意見は、今後、広報稲敷や市ホームページで市の対応とともに公開します。
※必ず氏名と住所を記入してください。

【郵送の場合】
市長への手紙または官製ハガキ、封書でタイトルを「庁舎建設基本構想(案)」とし
『〒300-0595 (住所不要) 稲敷市役所 秘書広聴課政策審議室』
※「市長への手紙」利用の場合は印刷された宛名のままで

【ファックス】
タイトルを「庁舎建設基本構想(案)」とし
FAX:029-893-0388

【Eメール】
タイトルを「庁舎建設基本構想(案)」とし
Eメールアドレス:hisyokouchou04@city.inashiki.lg.jp

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはまちづくり推進課です。

稲敷市役所 2階 〒300-0595 稲敷市犬塚1570番地1

電話番号:029-892-2000(代表) ファックス番号:029-893-0388

メールでのお問い合わせはこちら
スマートフォン用ページで見る