笑いのあふれる稲敷市に No.09
茨城ゴールデンゴールズの本拠地である稲敷市では、萩本欽一監督の提案により、お笑いによるまちおこしを目指すボランティア「笑遊の郷」が中心で、お笑いイベントが開催されています。平成21年度は取り組みが始まり3年目を迎えるということで、市長就任後半年あまりでありますが、地元に着実に「お笑い」が定着しつつあることを私も感じているところであります。
11月3日に、あずま生涯学習センターにおいて「笑遊お笑い演芸会」が開催されました。第一部は、アクロバットな時代劇コントでお馴染みの「カンカラ」の出演で、会場は大爆笑となりました。私もステージに担ぎ出され、飛び入り参加をさせていただきましたが、お客様の笑いに少しだけ貢献ができたと考えております。
第二部では、市内の中学校2年生であるプロ浪曲師の国本はる乃さんによる「浪曲披露」がありました。中学生とは思えない浪曲に、大変驚きました。ぜひ、これからも学業と浪曲を両立いただき、日本を代表する浪曲師になっていただきたいと思います。
第三部は、8月に行われた予選を勝ち抜いた素人落語家による「素人演芸バトル決勝」で、持ち時間7分という厳しい時間でありましたが、出演者の4人は素人とは思えない素晴らしい落語を披露していました。最後は審査員長でもあるプロ落語家の三遊亭圓窓さんの落語で締めくくられ、お客さんは楽しい時間が過ごせたと思います。
11月21日には江戸崎公民館で今年最後のお笑いイベントの「天下一演芸会」が開催されました。第一部は、佐藤あつしさん、あさりどさん主演でお馴染みの「欽ちゃん劇団」のバラエティ公演で始まり、プロの芸に会場が大爆笑の渦に包まれておりました。
第二部では「笑遊お笑いスペシャル」として、6月の「お笑いバトル決勝」より素人お笑い芸人上位2組、11月の「素人演芸バトル決勝」より素人落語家上位2人が出演し、新旧のお笑い対決の異色のステージが繰り広げられました。審査員長として私と、笑遊の郷代表鴻野忠さん、落語家の鶯春亭梅八さん、芸能関係者3人の計6人で審査し、今年度のMVPは素人お笑い芸人「あっぷる通信」に決定しました。稲敷市のお米や来年度の稲敷市のイベントへの出演権が与えられましたので、ぜひ、来年度のイベントを盛り上げていただきたいと思います。
来年以降も「お笑いでまちおこし」を引き続き進め、「笑いのあふれる稲敷市」を目指す為に、「笑遊の郷」や行政が一体となった取り組みを進めていきたいと思いますので、皆様のご協力をお願いいたします。今年度のお笑いイベントはこれで終了となりますが、来年度は、さらに趣向をこらした企画により、もっと大きな笑いを届けていきたいとと思います。
お笑いに出演してみようと思う方、また、気軽に観客として笑いたい方、ぜひ、ご協力をお願い申し上げます。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは秘書広聴課です。
稲敷市役所 3階 〒300-0595 稲敷市犬塚1570番地1
電話番号:029-892-2000(代表) ファックス番号:029-892-2062
メールでのお問い合わせはこちら- 2009年11月26日
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