まちづくりにはさまざまな人の力が必要です

　急速な人口減少や少子高齢化、地域コミュニティの希薄化など稲敷市を取り巻く状況はとても厳しいもので、次代にふるさと稲敷市を継承させるためには、行政だけではなく、市民の皆さまをはじめとした地域・団体・企業などが行政とがっちり手をとりあって「みんなが住みたい素敵なまち　稲敷市」をつくり育てていくことが欠かせないものとなっています。

「協働のまちづくり」とは

　一般的に協働とは、「目標を共有し、その目標の実現のために、ともに力を合わせて活動すること」を言います。こんな稲敷市がいいな、こうなったらいいな、こんな稲敷市を次代に残したいという想いをもって、その実現に向けて考え、まちをみんなでつくっていくことが「協働のまちづくり」です。

　清掃大作戦等は現在行っている協働の活動です。また、その他にも市内で多くのボランティア団体が活動するなど市民活動が広がっており、地域の課題解決に重要な役割を果たしています。

　市民の皆さまと行政が一緒になって取り組む（協働する）ことで、

　　●市民ニーズや地域の課題に、的確に対応することができます。

　　●地域活力の創出につながります。

　　●行政職員の意識改革を促進し、縦割り行政の解消や業務の効率化につながります。

　これから「協働のまちづくり」を進めていくため、共通の目標や方向性、ルール等を定めた協働のまちづくり指針「私が動けば地域が変わる あなたが動けばもっと変わる」を平成30年度に策定しました。

　身近な地域の清掃活動やボランティア活動に参加することも、現在やこれからの「稲敷市」のために考え意見を行政に伝えることも「協働のまちづくり」に参加していることとなります。市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。