平井家住宅
寄棟造りの茅葺き屋根が特徴の平井家住宅。建築された年代は不明ですが、建築の構造が古いことや、平井家先祖の記録、新利根川が開削された時代背景などから、江戸時代の寛文年間(1661年~)には建てられたと考えられています。墨書があったと伝えられる元禄年間頃に、土間を増築したとみられ、太い欅(ケヤキ)の柱を入れています。
関東地方では屈指の古さの民家といえることから、昭和51年、国から重要文化財の指定を受けました。その後、貴重な江戸時代のたたずまいを後世に残すため、平成13年から15年にかけて、大規模な修復工事が行われました。建物規模は間口19.2メートル、奥行9.7メートルで、平面積約182平方メートル。ほぼ長方形の平面をもち、土間の東側北半部が張り出してカマドを据えています。
江戸時代にタイムスリップ!?そんなノスタルジックな気分にさせてくれます。
【場所】 稲敷市柴崎155番地 ※上段の「アクセスマップはこちら」から地図をご覧いただけます。
入館のご案内
入館方法 | 管理の都合上、入館を希望される方は、前もって予約をお願いいたします。 電話番号 0297-87-3626 |
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休館日 | 12月29日~1月4日の見学は行っておりません。 |
入館料 | 1名 200円 |
- 2009年9月18日
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