介護予防・日常生活支援総合事業のご案内
1 介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)について
高齢になっても住み慣れた地域で生活できるように地域全体で支えながら、高齢者自身も介護が必要にならないよう 予防し、自らの能力を最大限に発揮し、生きがいを持ちながら自立した生活を送ることが大切です。稲敷市においても、そのための介護保険制度の仕組みとして、介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)が平成29年4月1日より開始となっています。
総合事業には、要支援1・2の認定を受けた方や、基本チェックリストにより生活機能の低下がみられた方が利用できる「介護予防・生活支援サービス事業」と、介護サービスにおける通所型サービスを利用していない65歳以上の方が利用できる「一般介護予防事業」があります。
2 総合事業を利用できる方は?
(1)介護予防・生活支援サービス事業
ア 介護保険の要支援認定を受けた方
- 平成29年4月1日以降に新規または区分変更で要支援1・2の認定を受けた方
- 更新により要支援認定を受け、認定の有効期間開始日が平成29年4月1日以降の方
イ 65歳以上の方で、基本チェックリストにより生活機能の低下がみられた方(事業対象者)
(2)一般介護予防
介護サービスにおける通所型サービスを利用していない65歳以上の方
3 総合事業のサービスについて
(1)介護予防・生活支援サービス事業
従来予防給付で提供されていた介護予防訪問介護と介護予防通所介護は、総合事業の開始に伴い、従来と同様のサービスに加え、地域の実情に応じて多様化することが出来るようになりました。
※令和6年4月から下記のとおりとなります。(赤の点が変更点です)
ア 訪問型サービス(第1号訪問事業)
事業名 | 訪問介護相当サービス (現行と同様のサービス) |
家事応援サービス (訪問型サービスA・基準緩和のサービス) |
---|---|---|
提供する事業所 | 市が指定した事業所 | 市が指定した事業所 |
提供する人 | ●訪問介護事業所の訪問介護員 (ホームヘルパー) |
●訪問介護事業所の訪問介護員 (ホームヘルパー) ●稲敷市地域介護ヘルパー (市が指定する養成講座を修了したヘルパー) |
内容 | ・身体介護 ・生活援助(調理・清掃・洗濯等) |
・生活援助(調理・清掃・洗濯・ゴミ出し等) |
提供時間 | 内容により異なります | 内容により異なります |
自己負担(目安) ※1割の場合 |
月定額の利用料 ・週1回程度 1,176円 ・週2回程度 2,349円 ・週2回を超える程度 3,727円 |
・45分未満 235円/回 ・45分以上60分未満 255円/回 ・60分以上90分未満 290円/回 |
※ 自己負担については、あくまで目安であり、交通費など加算が加わるので、実際の金額とは異なります。
イ 通所型サービス(第1号訪問事業)
事業名 |
通所介護相当サービス (現行と同様のサービス) |
いきいき通所サービス (通所型サービスA・基準緩和のサービス) |
元気づくり教室 (通所型サービスC) |
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提供する事業所 | 市が指定した事業所 | 市が指定した事業所 | 稲敷市いこいのプラザ |
内容 |
・食事や入浴の提供 |
2時間程度の ・ミニデイサービス *身体介護・入浴の提供はなし |
3~6か月間の短期間集中で行う、生活機能を改善するための運動器の機能向上や栄養改善等のプログラム |
提供時間/回 |
提供時間は事業所により異なります 要支援1・事業対象者 週1回 |
提供時間は2時間程度 要支援1・事業対象者・要支援2 週1回
|
提供時間は2時間程度 要支援1・事業対象者・要支援2週1回 |
自己負担(目安) ※1割の場合 |
月定額の利用料 ・週1回程度 1,798円 |
335円/回 |
250円/回 |
※ 自己負担については、あくまで目安であり、材料費など加算が加わるので、実際の金額とは異なります。
(2)一般介護予防事業
元気な高齢者がなるべく要介護状態にならないように、そして介護が必要な方もそれ以上悪化させないようにする取り組みとして、各種介護予防教室を開催しています。
問合せ先:いこいのプラザ(電話番号0297-63-1004)
問合せ先
江戸崎・新利根地区の方:稲敷市地域包括支援センター (電話番号 029-834-5353)
桜川・東地区の方:地域包括支援センター水郷荘 (電話番号 0299-80-4535)
問い合わせ先
- 2023年3月15日
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