稲敷市内の国内希少野生動物種(カドハリイ)
カドハリイが希少野生動植物種に指定されました
絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令が令和4年1月4日に改正され、稲敷市浮島の湿地・妙岐ノ鼻に生息するカヤツリグサ科の植物カドハリイ(学名 Eleocharis tetraquetra var. tsurumachii )が、令和4年1月24日より国内希少野生動植物種に指定されました。
カドハリイは、国内では妙岐ノ鼻以外での生育が確認されておらず、環境省及び茨城県のレッドデータブックにおいて「絶滅危惧1A類」(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)に指定されている、貴重な植物です。(写真提供:茨城県)
希少野生動植物種は、捕獲・採取・譲渡が原則禁止されています
国内希少野生動植物種とは、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を目的に、環境省の希少野生動植物種専門家科学委員会において意見を聴取し、保全を図る必要があると認められた生物のことです。
そのため、国内希少野生動植物種に指定された種は、法律により原則として捕獲・採取・譲渡が禁止されており、違反に対しては懲役や罰金などが定められています。妙岐ノ鼻でカドハリイを見つけても抜かない・持ち帰らないよう(妙岐ノ鼻以外の場所でも同様です)ご注意ください。
豊かな自然環境を保全し、生物の多様性を確保するためにも、ご協力をお願いします。
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- カドハリイ・茨城県作成パンフレットPDF形式/714.99KB
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- 2022年2月8日
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