令和8年度 農地耕作条件改善事業要望調査のお知らせ (農地区画の拡大・暗渠排水設置など)
国では、競争力の高い経営体の育成等を支援するため、農地の大区画化・汎用化等の基盤整備を行い、さらには、農地中間管理機構による担い手への農地集積・集約化を推進することを目的に、農地区画の拡大及び暗渠排水管設置等の簡易な二次的整備を行う農業者に対して、補助金を交付する事業を実施しています。
令和8年度に事業の実施を希望される方を把握するため、要望調査を行いますので、ご希望の方は要望調査書をご提出ください。
調査書は市役所農政課と東支所にご用意しております。また、市のホームページからもダウンロードできます。
1.提出について
・提出期限:令和7年7月18日(金)
・提出先:稲敷市農政課
・提出方法:要望する内容について聞き取りを行いますので、農政課まで直接持参ください。FAX・郵送・電子メールによる提出は不可
2.事業内容
補助事業 | 事業内容 |
一部自力施工補助金額 【下段:集約化加算※】 |
全部自力施工補助金額 【下段:集約化加算※】 |
田の区画拡大 (水路の変更を伴わないもの) |
畦畔除去、均平作業等による区画拡大 |
6万円以内/10a |
5万円以内/10a |
暗渠排水 | 吸水管(本暗渠)の間隔が10m以下の暗渠排水の新設 |
14万円以内/10a |
10万5千円以内/10a |
湧水処理 | スポット的に湧水処理が必要な圃場に、1本の暗渠整備を行うもの |
20万5千円以内/100m |
14万5千円以内/100m |
※人・農地プランに登録、かつ1ha以上のまとまりを有する農地は助成単価が加算されます。
暗渠排水工事はトレンチャ工法で施工し、吸水管の管径は全てφ65以上の場合
湧水処理工事はバックホウ工法で施工し、吸水管の管径は全てφ65以上の場合
3.事業の対象となる要件
・現況地目が「田」または「畑」であり、市内農業振興地域農用地区域内の農地、かつ、地域計画策定区域内であること
・事業実施者が地域計画に位置付けられた農業者であること
・事業実施後8年間は転用しないことを確定できる農地であること
(8年以内に転用した場合には、転用した面積分の補助金を返還していただきます。)
・要望する方が現在耕作している農地であること
・事業実施する農地を、事業終了までに中間管理機構を通した利用権設定を行うこと
4.注意点
・事業の実施において、一部自力施工(業者委託)か耕作者による全部自力施工のいずれかを選択いただきます。
・一部自力施工(業者委託)に係る分担金の納入、または全部自力施工に係る補助金の交付は、工事完了後となります。
・補助金額は、国の予算配分により減額となる場合があります。
・今回要望を提出された方は、令和8年度事業実施者であり、工事着手は、交付決定通知後の令和8年9月以降を予定しております。
※今回の調査は、事業要望量を把握し、国へ補助金の予算を要求するための調査です。
国の予算配分により、実施できる事業量が決定されるため、要望どおりに実施できるとは限りません。また、単価の変動がある場合がございますので、ご了承ください。
関連ファイルダウンロード
- 農地耕作条件改善事業要望量調査書(記入例付き)EXCEL形式/21.47KB
問い合わせ先
- 2025年5月22日
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