大規模盛土造成地マップについて
大規模盛土造成地マップの公表について
阪神・淡路大震災や東日本大震災等において、谷や沢を埋めた造成宅地又は傾斜地盤上に腹付けした大規模な造成宅地において、盛土と地山との境界面や盛土内部を滑り面とする盛土の地滑り的変動(滑動崩落)が生じ、造成宅地における崖崩れ又は土砂の流出による被害が発生しました。そこで、稲敷市では、国が推進する宅地防災対策の一環として、市内の大規模盛土造成地の存在調査を平成29年度に実施いたしました。
その結果、市内に大規模盛土造成地(谷埋め型)が6箇所存在することが確認されましたので、概ねの位置と規模を示す「稲敷市大規模盛土造成地マップ」を公表いたします。
また、6個所の大規模盛土造成地については、令和2年度に現場を調査し、現状把握と変動予測調査を行った結果、現状において顕著な変状がないことを確認しました。したがって、地震により災害発生のおそれが切迫している大規模盛土造成地はないことがわかりました。このため、変動予測調査(宅地耐震化推進事業)を終了します。 なお、 大規模盛土造成地マップは、大規模に斜面や谷を埋めた盛土造成地の概ねの範囲を示したもので、盛土造成地が身近に存在することを知っていただくことにより、防災・減災意識を高めていただくためのものです。
詳細については、こちらをご覧ください。⇒大規模盛土造成地の活動崩落対策について(新しいウインドウで開きます)
大規模盛土造成地とは
(1)谷や沢を埋めて造成した盛土面積が3,000平方メートル以上の造成宅地 (谷埋め型)
(2)盛土をする前の地盤面が水平面に対して20度以上の角度で、盛土の高さが5メートル以上の造成宅地(腹付け型)
※注意事項
(1)本調査は、造成「前」と造成「後」の地形図を重ね合わせて、大規模盛土造成地を抽出しています。重ね合わせの誤差もありますので、市内すべての土地を完全に網羅できていない可能性があります。
(2)大規模盛土造成地マップは、市内に分布する大規模盛土造成地の位置や規模を示したものであり、大規模盛土造成地の危険度を表したものではありません。
(3)大規模盛土造成地内であることによって、特別な規制や手続き等が必要になることはありません。
関連ファイルダウンロード
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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは産業振興課 地域開発・都市計画担当です。
稲敷市役所 2階 〒300-0595 稲敷市犬塚1570番地1
電話番号:029-892-2000(代表)
メールでのお問い合わせはこちら- 2017年4月12日
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