最低制限価格の決定にあたってのランダム係数本格施行について(令和6年7月1日施行)
市では、令和4年8月より入札の透明性をより高めることを目的として、一部の工事を対象として、一般競争入札工事ランダム係数の試行導入を行ってまいりましたが、令和6年7月1日より、全ての一般競争入札工事を対象に本格運用を実施いたします。
1.制度の概要
(1)最低制限価格は、最低制限基準価格(税抜き)にランダム係数を掛けた数字を万止め処理した金額に消費税を加えた額となります。
(2)ランダム係数は、くじにより抽出した「0.9950」から「1.0049」までの小数点以下第4位までの「0.0001」刻みの数値で100通りとします。
(0.9950、0.9951、0.9952・・・・1.0047、1.0048、1.0049)
(3)ランダム係数は、案件ごとに算出します。
(4)ランダム係数は、開札前にくじにより抽出し、決定します。
(5)算出された最低制限価格(税抜き)の端数処理は、1万円未満切捨てとします。
※最低制限基準価格を予定価格で割った割合が92%を超える場合は、予定価格に92%を掛けた端数処理を行わない金額が予定価格となります。また、最低制限基準価格を予定価格で割った割合が75%を超えない場合は、予定価格に75%で割った端数処理を行わない金額が予定価格となります。入札金額が最低制限価格未満の場合は失格となります。
詳細については以下のファイルを必ずご確認ください。
2.適用範囲
全ての一般競争入札により発注する建設工事について適用します。
3.適用年月日
令和6年7月1日以降に公告した案件
4.入札不調の対策
現行では、予定価格以下で最低制限価格以上の範囲内に有効な入札がない場合は、入札不調とし、再度公告等の手続きを行なっておりますが、これにより入札参加者の事務負担等の増加および工事実施の遅滞の原因となることから、予定価格以下で最低制限価格以上の範囲内に有効な入札がない場合で、ランダム係数により最低制限価格が変動する範囲に有効な入札があるときは、当該最低制限価格の直近下位の有効な入札の金額を新たな「最低制限価格」として置き換え、再度入札します。
また、同額の入札がある場合は、くじ引きにより決定します。
関連ファイルダウンロード
- 稲敷市一般競争入札における最低制限価格決定に係る取扱要領(令和6年7月1日施行)PDF形式/241.78KB
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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは管財課です。
稲敷市役所 3階 〒300-0595 稲敷市犬塚1570番地1
電話番号:029-892-2000(代表) ファックス番号:029-893-1757
メールでのお問い合わせはこちら- 2024年11月11日
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